gas power sintering process

 窒化ケイ素(Si3N4)粉末は1気圧,約1800℃で分解し始める。この分解を防ぐため,窒素ガスを封入して焼結する方法をガス圧焼結法という。

 常圧焼結法では助剤を10~20質量%入れているため,窒化ケイ素本来の特性が出にくかったり,体積収縮率が10数%と大きいなどの問題がある。助剤をわずかしか含まないガス圧焼結法ではこうした問題がなく,優れた特性の窒化ケイ素焼結体が得られる。