2004年10月に発足したLiイオン2次電池の低コスト化に取り組む産学共同プロジェクト。慶応義塾大学と,エネサーブ,大和ハウス工業,竹中工務店,三菱自動車,ジーエス・ユアサ,コクヨ,KDDIの7社が合計で5億円以上を投資して設立。

 Liイオン2次電池の技術開発だけでなく,低コスト化に必要な大量の需要創出を目指す。具体的には,(1)2006年までに年間1000万個の需要を確立する,(2)製造メーカーもユーザー企業も満足できる電池価格を実現する,(3)2006年4月にこの事業を推進する企業体を設立する——の3つの目標を掲げている。