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データ縮小技術を駆使しSSDの性能と容量を両立

2013/08/28 00:00
出典:日経BP半導体リサーチ/日経エレクトロニクス別冊「半導体ストレージ 2014」、2013年7月31日発刊 、pp.102-107 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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著者| 迫間 幸介
 LSIロジック 代表取締役・カントリーマネージャー
図1 昔ながらの「15パズル」
図1 昔ながらの「15パズル」

 私たちの多くは、昔ながらの「15パズル」を懐かしく思うのではないだろうか(図1)。一つの空いたマスを利用してピースを別の場所に移動させるだけのゲームだが、空のマスが一つしかないため、相当の努力が要求される。15パズルでは、16番目のマスがこのゲームを困難にし、また面白くもしている。同じゲームでも、もし半分が空で、8ピースしかなかったとしたらどうだろう。おそらく簡単に解くことができるのではないだろうか。空のマスが多いほど、ピースを動かすのが容易になり、ゲームを早く完了させることができる。

 SSD(solid state drive)にも同様な原理が当てはまる。SSDの中にあるNANDフラッシュ・メモリをパズルとして思い浮かべてみよう。ただし、空き容量(空きのマス)はSSDによって異なる。メーカーは、SSDのパフォーマンスを改善するためにさまざまな方策を用いるが、その中の一つが、空き容量を追加で割り当てる「オーバープロビジョニング(OP)」と呼ぶプロセスである。

 SSDに対する最低量のオーバープロビジョニングは製造メーカー側で設定されるが、ユーザーがさらに多くの容量を割り当ててパフォーマンスを向上させることもできる。いずれにせよ、それぞれの特殊な環境と使用例に最も有利な方法で、最適なSSDを選択するとともにドライブ構成を最適化するためには、オーバープロビジョニングについてのある程度の理解が必要といえる。

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