米Google社は、家庭向けのWi-Fiルーター「OnHub」を発売した(公式ブログ)。通信品質確保のために、家具の中ではなく目に見えるところに置いてもらえるように、外観を大切にして設計したという。
中国TP-LINK Technologies社と組んで開発した(同社の当該ページ)。OnHubはビアグラスのような形状で、高さは7.5インチ(19.05cm)で直径は4.6インチ(11.684cm)と、写真で見る印象よりは大きい感じだ。IEEE 802.11a/ac/b/g/nに対応する。
最近のWiFiルーターは通信可能距離を訴求するために、アンテナをわざわざ丸見えにしたデザインも多いが、OnHubはアンテナは全く見えない。内部に13個の小さなアンテナが入っている。2.4GHz帯用が6個、5GHz帯用が6個、さらに通信の混雑状況の把握に使うアンテナがある。
Google Storeをはじめとしたオンラインショップで199.99米ドルで販売する(今のところ、日本向けには販売していない)。本体の色はブルーと黒がある。