大河原氏
大河原氏
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左から、声優の保志さんと小松さん、大河原氏、五十嵐氏、「稲城なしのすけ」」
左から、声優の保志さんと小松さん、大河原氏、五十嵐氏、「稲城なしのすけ」」
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展覧会の入り口付近。内覧会には多数の記者が訪れた
展覧会の入り口付近。内覧会には多数の記者が訪れた
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「機動戦士ガンダム」シリーズや「タイムボカン」シリーズなどの作品で知られるメカニックデザイナーの大河原邦男氏の展覧会「メカニックデザイナー 大河原邦男展」が2015年8月8日から開催されている(上野の森美術館にて、9月27日まで)。開催に先立ち、同年8月7日に報道機関向け内覧会と発表会を開いた。大河原氏や、同展覧会を監修したアニメーション研究家で、タルカス(本社・東京)の五十嵐浩司氏、会場内で貸し出される音声ガイドのナビゲーターを務める声優の保志総一朗さんと小松未可子さんが登壇した。特別ゲストとして、大河原氏がデザインした稲城市の公式イメージキャラクター「稲城なしのすけ」が駆けつけた。

 大河原氏は1972年にメカニックデザイナーとしてデビュー。今回の展覧会では、40余年にわたる活動で生み出した多数の作品を展示している。アニメーション関係以外の作品も豊富だ。例えば、小型電気自動車「EXM-002-00」の実物を展示している。鉄道分野では、名古屋鉄道(名鉄)の創業120年を記念して大河原氏が描いた、名鉄を代表する歴代の電車のイラストが出展されていた。

 消防車メーカーの吉谷機械製作所から依頼されて描いた次世代の消防車のイラストもあった。意外なところでは、「グリコのおもちゃ」、いわゆるグリコのおまけである。大河原氏がデザインした実物が、展示会に出展されている。

電気自動車「マキナ」の正面
電気自動車の正面
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マキナの側面
電気自動車の側面
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マキナの後ろ側
電気自動車の後ろ側
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■変更履歴
小型電気自動車の名称やグリコのおまけの表現などに変更しました。本文は変更済みです。(2015/08/15 14:30)