TSUTAYAなどを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は2015年7月28日、スマートフォンによる高齢者支援や健康増進を通じた地域活性化を目指す株式会社「ふるさとスマホ(略称:ふるすま)」を設立した。

 ふるすまは、「超高齢化の進展」「独居高齢者の増加」「医療費の増加」といった地域課題の解決を目指す。CCCの企画力やグループ会社が提供するスマートフォン「TONE」、5431万人の利用者がいる「Tポイント」などを連携させるという。

 全国の有志自治体で組織される「自治体スマホ連絡協議会」とも連携。地域のさまざまな課題を共有し、実証実験などを企画・実施する。ここで得た知見をもとに、「地方住民に幸せを届ける事業」を企画・推進するとしている。