米Tesla Mortors社Battery Technology DirectorのKurt Kelty氏
米Tesla Mortors社Battery Technology DirectorのKurt Kelty氏
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米Tesla Mortors社の「Model X」。写真は2013年開催の「The North American International Auto Show(デトロイトモーターショー)」のときのもの。
米Tesla Mortors社の「Model X」。写真は2013年開催の「The North American International Auto Show(デトロイトモーターショー)」のときのもの。
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後部にはドアが上方に開く「ファルコンウイングドア」を採用し、2列目や3列目のシートの乗降性を高めている。写真は2013年開催の「The North American International Auto Show(デトロイトモーターショー)」のときのもの。
後部にはドアが上方に開く「ファルコンウイングドア」を採用し、2列目や3列目のシートの乗降性を高めている。写真は2013年開催の「The North American International Auto Show(デトロイトモーターショー)」のときのもの。
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 米Tesla Mortors社Battery Technology DirectorのKurt Kelty氏は、テスラモーターズジャパンが2015年7月15日に開催したメディア説明会で、同社の新型高級電気自動車(EV)「Model X」の米国での納車開始時期について「2015年8~9月になる」と語った。

 同時期については、Tesla社CEO(最高経営責任者)のElon Musk氏が、同年6月9日の同社の年次株主総会で「2015年第3四半期(7~9月)の後半」と述べていた。今回のKelty氏の発言は、納車開始に向けたその後の作業が予定通りに進んでいることを示している。

 Model Xは、同社のセダンタイプの高級EV「Model S」をベースとし、そのプラットフォームを踏襲したSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)タイプのEV。3列シート7人乗りのSUVで、2列目や3列目のシートの乗降性を高めるために後部ドアにガルウイングドア(ファルコンウイングドアと呼ぶ)を採用する。

 同車の日本での納車開始時期は2016年になる模様。ただし、左ハンドル車の導入を是とするか、Model Sのときと同じように右ハンドル車に限定するかでその時期は変動しそうだ。