ReWalk装着時のイメージ(個人向けタイプ)
ReWalk装着時のイメージ(個人向けタイプ)
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 安川電機は脊髄損傷患者向け歩行アシスト装置「ReWalk」を福祉用の装具として2015年6月1日から販売する。個人向けと病院向けの2タイプがあり、ともにオープン価格。個人向けは販売、病院向けは販売またはリースとなる。

 ReWalkは、イスラエルのベンチャー企業ReWalk Robotics社(旧Argo Medical Technologies社)が開発・製造・販売する外骨格状のロボット。欧米では既に商品化されており、脊髄損傷による下肢麻痺者の直立や歩行を実現する。患者は認定病院で導入トレーニング(基礎トレーニング:20時間、応用トレーニング:最低20時間)を受けた後、生活圏内で利用できるようになる。

 安川電機は2013年9月25日にReWalk Robotics社と提携。ReWalk研究会の設立や神奈川県の公募型「ロボット実証実験支援事業」での採択を通して、ReWalkの国内普及に向けた運用方法の確立や構造面での課題に対する対処策を検討してきた。