アスファルトや油脂類などを手がける富士興産は5月26日、群馬県吾妻郡中之条町において、出力1MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「富士興産中之条発電所」の稼働を、8月に開始すると発表した。

 新設のメガソーラーを7月に購入し、売電を始める。メガソーラーの敷地面積は、約2万3000m2で、太陽光パネルやパワーコンディショナー(PCS)などの設備に関しては、購入契約の締結前のため、非公開としている。

 中之条町のメガソーラーは、同社にとって2カ所目の太陽光発電所となる。

 1カ所目のメガソーラーは、2013年9月に稼働させた、千葉県木更津市の出力約1.99MWの「富士興産 木更津第一発電所」である。太陽光パネルはハンファQセルズ製、PCSは東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。