米Linear Technology社は、利得帯域幅(GB)積が4GHzと大きいFET入力のオペアンプICを発売した。1回路入り(シングル)の「LTC6268-10」と、2回路入り(デュアル)の「LTC6269-10」を用意した。最大の特徴は、入力バイアス電流が極めて少ないことである。室温(+25℃)では±3fA(標準値)、-40~+85℃の温度範囲では±0.9pA(最大値)、-40~+125℃の温度範囲では±4pA(最大値)である。トランスインピーダンスアンプ回路や、A-D変換器のドライバー回路、光電子増倍管のポストアンプ回路などに向ける。
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