水戸電力の事業スキーム(出所:スマートテック)
水戸電力の事業スキーム(出所:スマートテック)
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 スマートテック(水戸市)は4月24日、 水戸市を本拠地とする明治安田生命J2リーグ所属クラブのフット ボールクラブ水戸ホーリーホック(水戸市)との共同出資により、水戸電力(水戸市)を設立すると発表した。

 太陽光発電など、地元で発電した電力を買い取るとともに、バイオマス発電所などの建設を通じ、一般企業などに安価な電力を供給する。2016 年の電力小売り全面自由化の後には、水戸市民をはじめ、近隣市町村の住民への電力供給も目指す。

 水戸電力は、事業収益の一部を関連するエネルギー・インフラ産業への投資に供することを通じ、水戸市をはじめ近隣市町村の雇用創出・企業誘致を促進することを目指す。当初の株主は、スマートテックと水戸ホーリーホックとなるが、今後、共同出資者を募るかたちで事業を運営する。初年度は、電力販売により10 億円の売上高を計画している。