「一関市藤沢町発電所」の建設予定地(出所:日本アジア投資)
「一関市藤沢町発電所」の建設予定地(出所:日本アジア投資)
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 日本アジア投資は4月24日、岩手県一関市藤沢町でメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設を開始したと発表した。出力は約2.27MWで、名称は「一関市藤沢町発電所」。太陽光発電事業のディベロッパーであるリニューアブル・ジャパン(東京都港区)との協業となる。総工費は、約7.3億円。

 年間約229万kWh、一般家庭約680世帯分の発電量を見込み、東北電力に売電する。EPC(設計・調達・施工)サービスは、三菱電機システムサービス、太陽光パネルは三菱電機、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用する。2015年11~12月の完成を予定する。

 日本アジア投資は、同市花泉町金沢でも出力10.8MWのメガソーラー「一関市金沢太陽光発電所」を昨年12月に着工している。こちらもリニューアブル・ジャパンとの協業で、同社が開発した案件に、日本アジア投資が投資し、あおぞら銀行と東北銀行によるプロジェクトファイナンスを組成した。2015年11~12月の完成を予定する。

 三重県松坂市飯高町でも、リニューアブル・ジャパンが開発し、日本アジア投資が投資し、プロジェクトファイナンスを組成する形で、出力1.9MWのメガソーラーを建設しており、2015年4月に発電所の一部が商業運転を開始した。