米Linear Technology社は、nチャネル型パワーMOSFETと電流検出抵抗を集積した最大20A対応のホットスワップ(活線挿抜)制御IC「LTC4234」を発売した。パワーMOSFETのオン/オフを制御して、バルクコンデンサーに充電する電圧の立ち上がりをゆっくりさせることで、放電の発生やコネクターの損傷、後段の回路へのグリッチの流入を防止する。特徴は、パワーMOSFETと電流検出抵抗を集積したため、プリント基板上の実装面積を削減できることにある。パッケージは、実装面積が5mm×9mmと小さい38端子QFN。高密度実装が求められるサーバーや、ネットワークルーター、スイッチ装置、SSD(solid state drive)、産業用電子機器などに向ける。
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