パラカ修善寺太陽光発電所(出所:パラカ)
パラカ修善寺太陽光発電所(出所:パラカ)
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パラカ古川駅前太陽光発電所(出所:パラカ)
パラカ古川駅前太陽光発電所(出所:パラカ)
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 駐車場を運営するパラカは3月5日、茨城県かすみがうら市牛渡に出力約1.7MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「パラカかすみがうら太陽光発電所」(仮称)を建設すると発表した。約9400坪(3万1020m2)の土地を取得し、太陽光発電設備を設置する。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、コスモリフォーム(東京都中央区)が担当する。太陽光パネルはシャープ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用する。総投資額は約6億円を見込む。2015年4月上旬に着工して同年12月上旬に竣工、同月下旬に事業を開始する計画。

 同社は、2013年6月から太陽光発電事業に参入し、現在、「パラカ古川駅前太陽光発電所」、「パラカ水戸駅前太陽光発電所」を稼働し、両サイトで出力0.94MWの太陽光発電所を所有している。この2カ所は、同社がすでに運営している保有駐車場の一部を転用した。

 また、2015年4月には静岡県伊豆市に出力1.2MWのメガソーラー「パラカ修善寺太陽光発電所」が稼働する予定。太陽光パネルはシャープ製、PCSは明電舎製、EPCは、コスモリフォームが担当する。伊豆市とかすみがうら市のサイトに関しては、新たに土地を取得して、メガソーラー事業を行う。

 同社は、2014年12月末現在、全国で1477カ所、2万999車室の駐車場を運営しており、そのうち112カ所、3502車室分、約2万5000坪(8万2500m2)の駐車場用地を保有駐車場として自社所有している。保有駐車場は、「交通インフラ」への投資と位置付けており、太陽光発電事業については、「エネルギーインフラ」への投資と考えている。