ミズノは2015年3月16日、野球のバットスイングを解析するシステム「スイングトレーサー」を発表した。2015年5月9日から全国のミズノ野球用品取扱店で販売する。スイングトレーサーは感覚だけに頼らないトレーニングや指導を行うために、ティーバッティング時に詳細なデータを測定するシステム。野球選手やその指導者向けに提供する。
測定するデータは以下の8項目。（1）バットを振り始めてからボールに当たるまでの「スイング時間」、（2）バットの振り始めにバットが描く弧の大きさを表す「スイング回転半径」、（3）スイングスピードのピーク数値「ヘッドスピード（MAXスピード）」、（4）ボールがバットに当たる瞬間のスイングスピード「ヘッドスピード（インパクト時）」、（5）バットがボールに当たる瞬間のバットのヘッド部分の地面方向への傾きを示す「ヘッド角度」、（6）バットがボールに当たる寸前のヘッドスピードの変化量「インパクト加速度」、（7）ボールにスピンを与えるバットの回転量「ローリング」、それに（8）バットがアッパースイング方向に動いているかダウンスイング方向に動いているかを測定する「スイング軌道」である。
発表会では元メジャーリーガーの田口荘氏が登場。ティーバッティングを披露した
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ミズノ担当者によるスイングトレーサーのデータ分析に聞き入る田口氏
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