米ファーストソーラーが開発したメガソーラーの例（出所：ファーストソーラー）
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米国の大手太陽光パネルメーカーのファーストソーラーは2月10日、米カリフォルニア州にある、同社が開発する出力280MWのメガソーラー（大規模太陽光発電所）から、米アップルが電力を購入すると発表した。
130MW分について、アップルと25年間の電力購入契約を締結した。アップルへの売電額の合計は、8億4800万米ドルとなる。
ファーストソーラーによると、単独の電力利用者向けの再生可能エネルギーの供給では、業界最大規模の売電契約だとしている。
メガソーラーは、カリフォルニア州の太平洋沿いにある、モントレー郡に立地する。
敷地面積は2900エーカー（約1173万km2）。2015年半ばに建設を開始し、2016年末までに竣工する予定としている。
メガソーラーは、ファーストソーラーと、同州のCholameに拠点を置くHearst社が所有する。Hearst社の所有比率は3％。
アップル向け以外の、残り150MWについては、米Pacific Gas & Electric（PG&E）に売電する。
今回のメガソーラー開発プロジェクトに関して、モントレー郡の計画委員会（Monterey County Planning Commission）が2月10日に承認した。
