「東芝クリーンルームファーム横須賀」の様子
「東芝クリーンルームファーム横須賀」の様子
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 東芝は、ケンコーマヨネーズとサラダ事業で業務提携する(リリース)。2014年11月1日に基本合意書を締結した。

 提携内容には(1)マヨネーズ・ドレッシング・ソース類にかかわる、ケンコーマヨネーズから東芝への提案、(2)ケンコーマヨネーズのサラダ専門店「Salad Cafe」のサラダに関する情報提供、(3)工場野菜のマーケティングや販売ルートにかかわる、東芝からケンコーマヨネーズへの情報提供、(4)両社によるコラボレーション商品の企画・製造・販売の検討、などが含まれる。

 東芝は目下、グループ内の技術を融合してヘルスケア事業を展開中。「健康増進事業」の一環で進めている植物工場「東芝クリーンルームファーム横須賀」(神奈川県横須賀市)では、栽培期間中に農薬を使わず、しかも長期保存できる野菜生産の事業化を進めている。今回の業務提携には、工場野菜の付加価値を高める狙いがあるという。

 ケンコーマヨネーズは1977年に、日持ちのする業務用ロングライフサラダを日本で初めて開発。「サラダNo.1企業」を目指し、サラダ専門のトータルブランド「Salad Cafe」などを展開している。