伊仏合弁STMicroelectronics社は、放射線耐性を備えたシャント型基準電圧源ICを発売した。出力電圧が+2.5~5.5Vの範囲で可変の「RHA1009A」と、+1.2Vで固定の「RHF100」の2製品を用意した。2製品とも、米国の国防兵站局(DLA:Defense Logistics Agency)が定める「QML-V」の認定を取得済みだ。さらに、欧州の航空宇宙用電子機器メーカー向けにESCC (European Space Components Coordination)が推奨部品を定義した「EPPL(European Preferred Parts List)」に登録されているという。航空宇宙用電子機器のほか、車載用電子機器機器や医療用電子機器などに向ける。
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