米サンパワー製のバックコンタクト型の太陽電池(出所:サンパワー)
米サンパワー製のバックコンタクト型の太陽電池(出所:サンパワー)
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 米国の太陽電池メーカーのサンパワーは9月、生産した太陽電池セル(発電素子)の累計が10億枚に達したと発表した。

 2003年に最初の太陽電池を生産してから、11年間で達成した。同社が出荷してきた太陽電池の累計は、約155GW分に達している。

 同社は現在、二つの太陽電池工場を運営しており、2014年は年末までに年間約1300MWの太陽電池を生産する見通しという。

 さらに、需要の拡大に対応するため、350MWの生産能力を持つ新工場を建設しており、2015年の早期に生産を開始する計画を持つ。現在、生産している太陽電池のセル効率は最大24.2%で、業界最高だとしている。