商品開発や市場開拓でも協力

 タニタとXikangは今後、次の6つの事業で協力する。(1)食堂事業の中国での運営、(2)健康関連商品の販売、(3)新たな健康関連商品の共同開発、(4)ヘルスケア関連のソフトウエア開発、(5)ヘルスケア関連のデータ分析・研究、(6)ヘルスケア市場の開発。共通ブランドの製品やサービスを手掛けることも検討するという。

中国での健康機器・サービスの拡販を狙う
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 協業第1弾となる煕康百利達食堂では、日本のタニタ社員食堂のメニューを中国向けにアレンジして提供する。現地で調達できない一部の食材を除いて、日本と同じ食材や調味料を使うという。延べ床面積は415m2で席数は120。東京・丸の内にある「丸の内タニタ食堂」と同様に、体組成計を設置し、計測結果を基に専門家が健康指導を行うカウンセリングルームも設ける。定食は5メニューあり、価格は一般向けが18元(約314円)、会員向けが15元(約261円)。店舗は2014年8月25日にプレオープンしており、同年9月22日に正式オープンする。

煕康百利達食堂の風景(提供:タニタ)
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提供メニュー例「チキンのオリーブオイル焼き定食」(提供:タニタ)
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