起工式で鍬入れする楢崎ゆう社長(出所:東京エネシス)
起工式で鍬入れする楢崎ゆう社長(出所:東京エネシス)
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 発電所や変電所向けの機器設置・メンテナンス事業者の東京エネシスは9月3日、宮城県登米市で、出力2.57MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「東京エネシス登米ソーラーパーク」の起工式を開催したと発表した。

 同社はこれまで、メガソーラーのEPC(設計・調達・施工)サービスを手掛けていたが、今回のメガソーラーでは、初めて発電事業者となる。

 登米市の所有する土地を借りて、メガソーラーを建設する。面積4万m2の土地に、東芝製の太陽光パネル1万296枚を設置する。パワーコンディショナー(PCS)は、富士電機製を採用した。

 O&M(運用・保守)は、自社の「O&Mセンター」が担当する。

 2015年2月に発電を開始する予定で、稼働後の年間発電量は、一般家庭約1000世帯の消費電力に相当する量を見込んでいる。

 メガソーラーの敷地内には、災害発生時に使うための非常用コンセントを設置し、非常用電源としての活用を可能にする。