竣工式でのテープカット(出所:シャープ)
竣工式でのテープカット(出所:シャープ)
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「シャープ伊勢崎太陽光発電所」の全景(出所:シャープ)
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 シャープと芙蓉総合リースが共同出資する合同会社クリスタル・クリア・ソーラーは、8月26日に群馬県伊勢崎市で「シャープ伊勢崎太陽光発電所」の商業運転を開始し、9月3日に竣工式を開催した。

 同発電所は、シャープが合同会社から委託を受けてEPC(設計・調達・施工)サービス事業者となり、発電事業の運営まで担当する。出力容量は約3.3MW(直流ベース)、年間発電量は約370万kWhを予想する。建設地は、水道局が「水源涵養地」として管理していた土地。水源涵養地とは、土壌に水を貯留することで、河川へ流れ込む水の量を平準化させたり、雨水が土壌を通過することで水質を浄化したりする役割がある。

 太陽光パネルはシャープ製の単結晶シリコン型。同社の品質基準を満たした製品をアジア地域から調達したものという。パワーコンディショナー(PCS)は富士電機製を採用した。

 竣工式では、神事のあと、芙蓉総合リースの山田秀貴常務執行役員、シャープ・エネルギーシステムソリューション事業本部の横田雅浩副本部長が挨拶した。また伊勢崎市からは、五十嵐清隆市長のメッセージを吉田文雄副市長が代読した。