トレックス・セミコンダクターは、誤差が±0.8%(+25℃時の最大値)と小さい電圧検出器IC「XC6129シリーズ」を発売した。消費電流を0.42μA(検出電圧が+2.7Vの場合)に抑えたことも特徴の1つである。パッケージには、外形寸法が0.9mm×1.2mm×0.4mmと小さい4端子USPNを採用した。このためプリント基板上の実装面積を小さく抑えられる。マイコンやロジックICのリセット回路や、バッテリーの電圧チェック回路、メモリーバックアップ回路、システムのパワー・オン・リセット(POR)回路、遅延回路などに向ける。具体的な用途としては、ウエアラブル機器などの小型バッテリー駆動機器を挙げている。
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