330項目を検査できる
330項目を検査できる
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 ジェネシスヘルスケアは、疾病予防などに向けた個人向け遺伝子検査サービス「GeneLife NEO(ジーンライフネオ)」を2014年9月上旬に発売する(リリース)。約1200の遺伝子を解析し、最大330項目の疾病リスクや体質を判定する。330という検査項目数は同社従来サービス比で約5倍、個人向け遺伝子検査サービスとしては業界最多という。500個限定の予約販売を2014年8月28日に開始した。

 利用者は同社ウェブサイトから申し込み、郵送される検査キットで唾液を採取して返送する。解析結果は返送後1カ月以内に、インターネット経由で知ることができる。「GeneLife NEO 330 ~premium~」2コースと「GeneLife NEO 50~Basic~」を提供し、価格は前者が2万9800円(税込み)、後者が9800円(同)である。

 「GeneLife NEO 330 ~premium~」では、がんなどの疾患リスクの判定を中心とする「Aコース」と、糖尿病など生活習慣病の予防に有効な検査項目を中心とする「Bコース」を提供する。いずれのコースも、母親のみから伝わる遺伝子(ミトコンドリアDNA)を検査し、日本人が属する主要9グループのうちのどれに属するかが分かる「祖先遺伝子検査」を含む。「GeneLife NEO 50~Basic~」では、肥満や美容、体質、身体的特徴を検査する。