中国の太陽光パネルメーカーのジンコソーラーホールディングは8月、子会社の中国JinkoSolar Power社が、中国中部の沿岸部の浙江省において、合計出力500MW分の太陽光発電所を建設すると発表した。

 浙江省の麗水市経済開発区(Economic Development Zone of Lishui City)とJinkoSolar Power社が、プロジェクト開発契約を締結した。契約に基づく投資額は、50億元(約835億円)で、稼働後の年間発電量は約5600万kWhを見込んでいる。

 建設期間は5年間で、1年間ごとに合計出力100MWずつ建設していく。この100MWのうち、60MWは分散型の発電所、40MWは地上設置型のメガソーラー(大規模太陽光発電所)で構成する。

 初年度となる2014年分の合計出力100MWについては、第2四半期中に建設を開始し、年末までに完成する計画という。