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光触媒と放水で汚れを落とす「防汚パネル」、クアトロエジャパンが年内に商品化

金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
2014/08/19 16:47
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「セルフクリーンソーラー」に放水機能を付加した「水冷式モジュール」(出所:日経BP)
「セルフクリーンソーラー」に放水機能を付加した「水冷式モジュール」(出所:日経BP)
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 太陽光パネルメーカーのクアトロエジャパン(名古屋市中区)は、防汚処理を施した「セルフクリーンソーラー」に放水機能を付加した「水冷式モジュール」を2014年中に商品化する。

 「セルフクリーンソーラー」は、太陽光パネルのカバーガラスを光触媒で処理することで、付着した汚れを分解し、雨水で洗い流す効果を狙った。多結晶シリコン型パネルの場合、光触媒による防汚処理してない通常パネルは、1W当たり71円なのに対し、防汚処理済みパネルは同75円で販売している。

 同製品は光触媒で分解した汚れを雨で流すため、降雨が少ない地域などでは防汚効果が落ちる。そこで、同社では、パネル上部に通水配管を一体化し、定期的に放水することで汚れを流す「水冷式モジュール」を開発している。昼間に放水することで、パネルの温度を下げることで、高温による変換ロスを減らす効果も期待できる。放水する水を循環利用するシステムにして、ランニングンコストを下げる計画だ。

 クアトロエジャパンは、中国メーカーの太陽光パネルを扱うソプレイソーラー(名古屋市中区)の出資により、2014年2月に設立された。日本で企画・設計した太陽光パネルを海外メーカーに生産委託し商品化している。付加価値の高い防汚処理パネルを軸に、国内外で拡販していく方針だ。

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