ドイツの太陽光パネルメーカーであるハンファQセルズは8月13日、2014年上期(2014年1月~6月)決算発表において、同期の太陽光パネルの出荷量が、過去最高の539MWに達したと発表した。

 前年同期の320MWに比べて、68%増加した。同社によると、欧州の太陽光パネルメーカーにとって、過去最高の出荷量になるという。

 また、生産能力を最大1.5GWに増強する計画の一環として、マレーシアの工場における製造ラインの増設と、生産オペレーションの改革に取り組む。

 マレーシアの工場には、生産能力204MWの製造ラインを新設し、すでに稼働を開始していた。現在、フル稼働に向けてラインを強化中という。今回の増強によって、マレーシアの工場の生産能力は、1.1GWに拡大した。

 生産オペレーションの改革は、 ドイツとマレーシアの工場で取り組む。両国の工場の従業員が協力して立案した、製造期間の短縮や運営効率の向上を実現する。