宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2014年8月4日23時、観測ロケット「S-310」43号機(S-310-43号機)の打ち上げに成功した。同ロケットは、極低温燃料ロケット(CPS:Cryogenic Propulsion System)の実現に必要な実験を実施する目的で打ち上げられたもの。予定していた実験「ロケット慣性飛行中の二相流挙動および熱伝達特性の観測」にも成功した。実験には、JAXAの他、東京大学や早稲田大学も参加している。
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