4〜6月期のヘルスケア事業の業績
4〜6月期のヘルスケア事業の業績
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　東芝 代表執行役専務の前田恵造氏は2014年7月31日の決算説明会で、注力事業の一つに掲げるヘルスケア事業の状況を説明した。中南米をはじめとする新興国で、画像診断装置などの受注が「現地生産の効果で着実に増えている」という。

　各種医療機器の2014年度第1四半期（4～6月期）末の受注残は、前年同期比で増加。新興国向けでは20％弱増えたという。

　一方、2014年4～6月期のヘルスケア事業の売上高は、前年同期比8％減の714億円。営業利益は同27億円減の5億円となった（関連記事）。欧米での医療費抑制施策の影響を受けた他、国内では消費増税が響いた。消費増税の影響は「第1四半期で終わっており、第2四半期以降はX線CT装置やMRIの受注を国内でも増やしたい」（前田氏）。