米国の太陽光発電プロジェクト開発事業者であるSolarReserve社は7月、エルサルバドルに出力20MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「Acajutla」を建設する契約を締結したと発表した。
エルサルバドルにとって、初めてのメガソーラーとなる。エルサルバドルの電力・通信規制機関であるSuperintendencia General de Electricidad y Telecomunicaciones (SIGET)の監督の下に建設し、エルサルバドルの配電会社のDistribuidora de Electricidad del Surがメガソーラーを運営する。
SolarReserve社にとって、ラテンアメリカにおける初めての建設プロジェクトになる。同社は現在、全世界で合計出力800MWの集光型太陽熱発電(CSP)や太陽光発電の建設プロジェクトを進めている。
同社によると、エルサルバドルは太陽光発電、太陽熱発電にとって恵まれた環境であり、今後も同国での建設プロジェクトの受注を目指すとしている。