英Jaguar社は、新型「XE」では構造の75%にアルミニウム合金を使用し、アルミ製モノコックを採用すると発表した。新型XEは第5世代の溶接およびアルミリベット技術を用いたモジュラーアーキテクチャに基づいて設計された。アルミを多用することで軽量にできるほか、ねじり剛性も優れる。軽量化によりNEDC燃費は複合モードで75mpg(26.6km/L)、CO2排出量が100g/km以下になると予想している。

 新型XEには、新たに開発した「RC5754」と呼ぶ高強度アルミニウム合金も採用する。RC5754は、リサイクル材料を多く使っている。2020年までに材料の75%にリサイクル材料を使用するという、同社の目標に添うものだという。

 新型XEは2014年9月8日にロンドンで発表する予定。英国ウェストミッドランド州にあるSolihull工場で生産する。

リサイクル材料を使ったアルミ合金を75%使用したボディ
[画像のクリックで拡大表示]