丸紅は6月5日、100%子会社の三峰川電力を通じて、新潟県岩船郡関川村とメガソーラー(大規模太陽光発電所)建設に関する協定書を締結したと発表した。

 廃校グラウンドをはじめとする関川村有地や民有地3地点に出力合計で2.7MWのメガソーラー建設を計画。7月に着工し、12月に発電を開始する。3地点から得られる年間発電量は一般家庭約700世帯分に相当する約260万kWhを見込む。

 丸紅の国内におけるメガソーラー事業は、北海道清水町で4.3MW、大分県で82MW、宮崎県で1.1MWがすでに商業運転を開始しており、現在、三重県・愛知県にまたがる木曽岬干拓地で49MW、宮城県岩沼市で28.3MW、福島県いわき市で2.2MWの開発を進めている。