大林組の100%子会社である大林クリーンエナジー(東京都港区)は4月22日、熊本県芦北町で約21MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「芦北太陽光発電所」を竣工した。総事業費は約65億円。出力は21.52MWで、熊本県内では最大の規模になる。

 大林組グループ会社のOCE芦北メガソーラー(熊本県芦北町)がSPC(特定目的会社)として、太陽光発電所の管理・運営を担当する。発電した電力は全量、九州電力に販売する。発電量は一般家庭消費電力の6300世帯分に相当する。
 
 発電所の建設に必要な資金の大半をプロジェクトファイナンスで賄った。主幹事行の三菱東京UFJ銀行のほか、西日本シティ銀行、日本生命保険、百五銀行、佐賀銀行、肥後銀行、熊中央信用組合が参加した。