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電源をなくせ、光ファイバーの減災センサーを実証へ

三宅 常之=日経エレクトロニクス
2014/04/04 14:00
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 水位・雨量を測定するセンサーノードの電源を不要にして、水害対策システムの導入コストやメンテナンスコストを大幅に削減するための実証実験が始まる。NTTデータ中国、古河電気工業、日本コムシス中国支店、岡山県鏡野町は、光ファイバーを使った「パッシブセンサーネットワーク」の有効性を2014年4月から同町で確認する。

 パッシブセンサーネットワークは、水位計や雨量計と、ここで得たセンサー情報を伝送するネットワークを無電源で実現している(関連記事)。センシングと情報伝送に光ファイバーを使う。防災センサーなどセンター側からノード側(水位計や雨量計の設置箇所)へ波長1550nmの光を発し、反射光の変化をセンター側で読み取ってセンシングしている。センターとノード間の距離は最大数十kmとする。光の中継には、光通信サービス向けの光ファイバーをそのまま利用できる。

 センシングのうち水位計測には、屈折率を周期的に変化させたFBG(fiber Bragg grating)加工を施した光ファイバーを使う。センター側からノード側へ光を発すると、FBGによって特定波長のみが反射する。光ファイバーに力が加わって歪んだ場合にはFBGの周期が変わり、反射光の波長もシフトすることから歪みを検知できる。今回の水位計では、水位に応じて光ファイバーを歪ませる機構を導入している。

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