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住友電工が集光太陽電池を製品化、2020年に230MWの出荷を目指す

河合 基伸=日経エレクトロニクス
2014/03/27 19:22
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宮崎大学に納入した製品
宮崎大学に納入した製品
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集光システムの構造
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発電特性
発電特性
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 住友電気工業は、集光システムを搭載した太陽電池モジュールを製品化し、最初の製品を宮崎大学 木花キャンパスに納入した。

 今後は、太陽光が水蒸気などで散乱されずに直接届く、いわゆる直達光が多いアフリカや中近東、北米西海岸など、集光システムに向く地域での販売を強化する。販売目標は、2020年に定格出力換算で230MW相当分。将来は、太陽電池モジュールの販売だけでなく、太陽光発電所の運営や管理などへの参入を目指す。

 住友電気工業が製品化したのは、小型の化合物多接合型太陽電池セルに、フレネルレンズで集光する太陽電池モジュールである。モジュールの厚さは約100mmで、重さは10kg未満。高さ8mの支柱に、このモジュールを64個搭載した。64個のモジュールを合わせた大きさは7m×6mで、定格出力は7.5kW以上という。なお、化合物多接合型太陽電池セルは外部から調達している。

 住友電気工業は、2012年に同社の横浜製作所に太陽電池を設置して、実証実験を進めてきた。今回の製品は、2012年当時の試作機に比べて、モジュール変換効率が1割程度高まっているという。化合物多接合型太陽電池セルのセル変換効率の向上や、光学設計の改良などで実現した。集光倍率などは当時と大きく変わらないもよう(Tech-On!関連記事)。価格については、「条件が良い地域であれば、結晶Si型太陽電池モジュールに比べても競争力がある」とした。

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