米Analog Devices社は、PMBus準拠のインターフェースを介してプログラミングが可能なデジタル電源制御IC「ADP1055」を発売した。PMBusはver1.2規格に準拠する。PWM信号出力は6本用意しており、分解能は625ps。これらのPWM信号を利用して、整流ブリッジ回路やメインスイッチ、2次側の同期整流器を制御できる。さらに4本用意したGPIO(汎用入出力)のうち2本を使って、アクティブクランプ回路の制御も可能だ。出力電力が100Wを超える絶縁型DC-DCコンバーターの駆動に向ける。具体的な用途としては、ネットワーク機器や、通信インフラ機器、産業用電子機器などを挙げている。

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