中国の太陽光発電デベロッパーであるChina Singyes Solar Technologies Holdings社は3月、中国北西部にある甘粛省武威市に合計出力1.1GWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設する計画のうち、第1期の出力300MWの建設に参画すると発表した。

 合計出力1.1GWのメガソーラーは、武威市の民勤県にあるHongshagang Industrial Parkに建設する。建設期間は5年間の予定。

 同社と民勤県は、2013年12月に1.1GWのプロジェクトに関する協定を締結した。同社は、メガソーラーの建設計画だけでなく、太陽光発電関連製品の研究開発拠点の整備や、EPC(設計・調達・建設)サービスを担う。

 第1期の300MWのメガソーラーについては、2014年中に完成する計画という。稼働後の年間発電量は4万8000万kWhと予想する。

 また、太陽光発電関連製品の研究開発については、地域の農業のニーズに合わせたものにする。無電化地域が多いことから、太陽熱による加熱システムや、マイクログリッドの構築などを想定している。