(図:日本電機工業会)
(図:日本電機工業会)
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 日本電機工業会(JEMA)は、2014年1月の民生用電気機器の国内出荷額を公表した。対前年同月比34.7%増の1772億円となり、1月としては過去10年で最も多い金額になった。

 国内出荷額が前年同月を上回るのは8カ月連続であり、2桁増は3カ月連続になる。JEMAでは、2013年後半からの消費マインドの向上と、2014年4月に控えた消費税率改定が需要を大きく増やしたと分析している。

 主要製品では、ルームエアコンが対前年同月比47%増の462億円だった。1月の数字としては、1972年の調査開始以来の最高値になる。電気冷蔵庫は同82.7%増の317 億円、電気洗濯機は同38.9%増の278 億円だった。この他の、空気清浄機(同16.9%増)や電子レンジ(同26.3%増)、ジャー炊飯器(同17.2%増)も2桁増だった。

 調査品目は以下の通り。電気冷蔵庫、電気洗濯機、電気掃除機、換気扇、空気清浄機、電子レンジ、ジャー炊飯器、トースター、ホットプレート、ジャーポット、食器洗い乾燥機、IHクッキングヒーター、電気アイロン、電気かみそり、ヘアドライヤー、電動歯ブラシ、電気ストーブ、電気カーペット、加湿器、除湿機、扇風機、電気温水器、ルームエアコン、その他。