「長崎田手原メガソーラー発電所」の完成イメージ(出所:三菱電機)
「長崎田手原メガソーラー発電所」の完成イメージ(出所:三菱電機)
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 三菱電機は2月14日、三菱商事がメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業として長崎県長崎市で推進する「長崎田手原メガソーラー発電所」向けに約13.2MWの太陽光発電システムの設備工事を受注したと、発表した。発電電力量の見込みは、一般家庭約3500軒分に相当する。

 設置場所は、長崎市田手原地区のゴルフ場跡地で、単結晶シリコン型太陽光パネル(261W)を5万554枚設置する。営業運転開始は、2015年4月を予定する。発電事業者は、長崎田手原ソーラー合同会社となる。同社は、三菱商事の100%子会社であるダイヤモンドソーラージャパン、三菱UFJリース、戸田建設が出資する特定目的会社(SPC)。

 三菱電機は、メガソーラーの設計・製造・建設・維持管理等の総合的なサービスを提供している。大型の受注案件としては、青森県六ケ所村の「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク(鷹架地区)」(78.9MW)、兵庫県淡路市の「津名東太陽光発電所」(39.3MW)、大阪府泉南郡岬町の「岬太陽光発電所(A地区)」(8.2MW)などがあり、いずれも建設中だ。