白石ソーラーウェイ完成予想図(出所:日本アジアグループ)
白石ソーラーウェイ完成予想図(出所:日本アジアグループ)
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 日本アジアグループ傘下のJAG国際エナジー(東京都千代田区)、同グループ傘下の国際航業、および安川電機の連合体は、福岡県が公募を行った「県有地を活用したメガソーラー設置運営事業者(優先交渉権者)」に選定され、苅田町白石地区において「白石ソーラーウェイ」の建設を12月24日に開始した。

 同プロジェクトでは、事業計画(適切性、安全性、賃料)、事業遂行(経営の安定性、実績、円滑な施工)、波及効果(施工時の地元企業連携)、地域活性化策などが福岡県から評価されたという。JAG国際エナジーが事業を統括し、国際航業が自治体や地域との連携を担い、安川電機はEPC(設計・調達・建設)サービスを担当する。太陽光パネルは京セラ製を採用する。

 「白石ソーラーウェイ」は、福岡県所有の白石工業団地厚生用地を有効活用した、出力約2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)で、予想発電量は、一般家庭の約600 世帯分 に相当する。総事業費は約6億円を見込み、発電した電力は全量を九州電力へ売電する。同プロジェクトは「響灘ソーラーウェイ(2MW)」に続き、日本アジアグループが安川電機と手がける2号案件となる。着工は 2014 年2月の予定で、竣工は同 年8の予定。