シャープは、大気汚染の原因となる2.5μm以下の微小粒子状物質「PM2.5」を検知するセンサ・モジュールを開発し、2013年12月25日からサンプル出荷を開始する(図1、2)。小型で検出時間が短いことを特徴にうたう。外形寸法は53mm×51mm×40mm(突起部は除く)で、検出までに掛かる時間は「長くても10秒」(同社)である。空気清浄機やエアコンといった室内で利用する民生機器での利用を想定する。「今回の大きさまで小さくすることで、さまざまな機器に内蔵できる」(同社)とする。サンプル価格は1万円。2014年2月の量産を予定しており、月産台数は8万台を見込む。
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