森トラストが福島県に建設したメガソーラー(出所:森トラスト)
森トラストが福島県に建設したメガソーラー(出所:森トラスト)
[画像のクリックで拡大表示]

 森トラストグループの森章代表が率いるMAプラットフォーム(東京都港区)は、ジャパン・リニューアブル・エナジー(東京都港区:JRE)の親会社であるジーエス・リニューアブル・ホールディングス合同会社(GSRH)への資本参加を決定した。

 GSRHは、ゴールドマン・サックス・グループが運用するGS Infrastructure Partners IIからの資金により、2012年8月に国内の再生可能エネルギー事業の開発・建設・運営を目的としたJREを設立した。JREは、再生可能エネルギーによる発電事業用地の選定や関係者間の調整、資材調達や事業スキームの構築、プロジェクト・ファイナンスなどの事業用資金の調達、建設・運営管理まで、トータルで発電事業を進めている。現在、「水戸ニュータウン・メガソーラーパーク」(茨城県水戸市、出力40MW)をはじめとする複数のメガソーラー事業を着工した。太陽光発電に限らず、風力発電などの再生可能エネルギー事業全般について開発を進めている。

 MAプラットフォームは、再生可能エネルギーの普及によるエネルギーの安定供給・環境負荷低減が社会的課題となっていることを受け、JREによる国内再生可能エネルギー発電事業を促進することを目的に、資本参加を決定したという。森トラストグループでは、森トラストが、旧ラフォーレ白河ゴルフコース(福島県西白河郡泉崎村)で約2MWのメガソーラーの建設を進め、9月に竣工している。