群馬県桐生市で稼働した1.33MWのメガソーラー(出所:いちごグループホールディングス)
群馬県桐生市で稼働した1.33MWのメガソーラー(出所:いちごグループホールディングス)
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 いちごグループホールディングスは10月7日、群馬県桐生市に建設したメガソーラー(大規模太陽光発電所)の開所式を行った。同社は現在、子会社のいちごECOエナジー(東京都千代田区)を通じて、国内で17件、総出力約30MWのメガソーラー事業の計画を進めている。そのうちの2つのメガソーラーが稼働した。2013年8月30日に徳島市で稼働した2.52MW、9月30日に群馬県桐生市で稼働した1.33MWのメガソーラーだ。10月7日に桐生市で開所式を行ったのを機に2サイトの稼働開始を公表した。両サイトでは、太陽光パネルは東芝製、パワーコンディショナー(PCS)は富士電機製を採用した。

 いちごグループホールディングスは、2012年11月にメガソーラー事業の計画を手掛けていたベンチャー企業、ソーラーウェイの全株を取得し、子会社にした。ソーラーウェイが展開していたメガソーラーは、子会社のいちごECOエナジーが推進する体制とした。現在、北海道で8.72MW、沖縄で8.3MW、中国地方で7.2MW、四国で3.7MW、関東で1.99MW、中部で0.7MWを計画または稼働している。