シャープは、インドネシア・ジャワ島のカラワン県にあるカラワン工業団地に、白物家電を生産する新工場を建設し、2013年9月から稼動を開始した(発表資料)。洗濯機の生産からスタートし、10月には冷蔵庫の生産を始める。
カラワン工場の敷地面積は約31万m2。投資額は約1兆2000億ルピア(約106億円)である。生産規模は冷蔵庫が22万台/月、洗濯機が14万台/月。カラワン工場の稼動により、インドネシアでの冷蔵庫の生産能力は従来の約2倍、洗濯機は約2.5倍になる。シャープは2013年5月に発表した中期経営計画で、ASEANを最重点地域とする海外事業の拡大を重点施策の一つに掲げていた。