ルネサス エレクトロニクスは8月2日、鶴岡工場など複数の国内生産拠点の閉鎖を発表した。半導体製造からの撤退が相次ぐ日本に、大きなビジネス・チャンスを見いだしているのがファウンドリー業界である。台湾TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd.)は富士通 三重工場の実質的買収に向けた交渉を進めており、台湾UMC(United Microelectronics Corp.)は2013年に日本でのマーケティング活動を再開した。これらの企業と同様に、日本企業との連携強化に動いているファウンドリー企業に、ここ数年で業界2位の存在に育った米GLOBALFOUNDRIES社がある。同社日本法人のグローバルファウンドリーズ・ジャパンの代表取締役に2013年4月に就任した島内秀氏に、日本での事業拡大への意気込みを聞いた。
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