ココロエンジンを横展開
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ココロエンジンを搭載する予定の機器カテゴリ
ココロエンジンを搭載する予定の機器カテゴリ
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ココロエンジンの狙い
ココロエンジンの狙い
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ココロエンジンが提供するもの
ココロエンジンが提供するもの
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 シャープは2013年7月9日、同社の健康・環境家電(白物家電)に「ココロエンジン」を順次搭載していくと発表した。ココロエンジンは擬人化したユーザー・インタフェースのこと。2012年に発売したロボット掃除機「COCOROBO」に初めて搭載した。COCOROBO発表時点では他のカテゴリの製品に展開していくことを明らかにしていなかった。

 冷蔵庫やスチーム調理器、洗濯機、エアコン、空気清浄機などへの搭載を予定しており、「2013年8月に横展開をした第1弾製品を発表する予定」(シャープ)である。製品ラインアップの中でも付加価値の高い高級白物家電製品に搭載していくという。

 同日開催された発表会では、発売済みのスチーム調理器と空気清浄機にココロエンジンを搭載したデモ機を披露した。スチーム調理器では「クイック・メニューご利用100回目です。おめでとうございます」や「お手入れしてくれてありがとうございます」といった励みになる言葉や、「春巻きにハムやチーズを入れてもおいしいですよ」といった、ちょっとした知識を語り掛ける様子を示した。空気清浄機では「空気の汚れを見つけたのでこれから洗浄します」と現在の状況を知らせたり、長い間スイッチを入れないと「忘れられちゃったかなあ」とぼやいたりする状況を再現していた。

 なお、いずれのデモ機にもCOCOROBOに搭載されていたような音声認識機能は搭載していなかった。他のカテゴリの製品にも搭載しないもようだ。