米Linear Technology社は、クロック出力信号の周期を1ms~9.5時間の間で設定できる低周波用シリコン(Si)発振器IC「LTC6995」を発売した。同社のシリコン発振器ICファミリ「TimerBlox」に含まれる製品である。電源が投入されたり、リセット信号が入力されたりすると、クロック信号の出力を開始する。長時間のパワーオン・リセット機能や、ウォッチドッグ・タイマ機能などの実現に向ける。1枚のシリコン・チップで実現した発振器であるため、動作温度範囲が-55~+125℃と広く、厳しい環境での動作が求められる車載機器や産業機器に向く。さらに、6端子TSOT-23、もしくは6端子DFNの小型パッケージに封止したため携帯型電子機器でも使えるとする。
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