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NTTドコモが音波を利用した来店促進サービスに参入、他社の端末にも対応

  • 河合 基伸=日経エレクトロニクス
  • 2013/02/20 15:56
  • 1/1ページ
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 NTTドコモは、スマートフォンを持って店舗に来店したユーザーにポイントを付与するサービス「ショッぷらっと」の実証実験を、2013年2月20日~8月31日の期間に実施する。実証実験を通して、ネットワークを介した情報提供によって実店舗への来店を促す「O2O」への取り組みを強化する。

 ショッぷらっとは、店舗に設置した音波発生装置が発する音波を、スマートフォンのマイクで検知する仕組みを利用している。音波に含まれる情報をサーバで照合して、ユーザーの位置を把握する。
 サービスを利用するユーザーは、あらかじめ専用のアプリケーションをスマートフォンにインストールし、サービス利用時に起動する必要がある。対応端末はAndroid 2.3、4.0、4.1の端末(タブレットを除く)と、iOS5.0以降のiPhone端末。NTTドコモ以外の端末も利用できる。

 音波発生装置が発する音波の周波数は18k~19kHzであり、出力を変えることで音波の到達距離を3~10m程度まで自由に設定できる。出力を高めて店舗全体をカバーしたり、出力を下げて棚ごとにポイントを付与したりすることが可能。店舗内に複数の音波発生装置を設置すれば、店内の回遊性を高めることができるとする。音波発生装置は、ビー・ユー・ジーと共同開発した。

 音波を利用した同様のサービスは、国内ではスポットライトが大丸やビックカメラで提供中の「スマポ」が、海外では米shopkick社が提供中のサービスがある(関連記事)。NTTドコモでは、「音波を利用する点は同じだが、音波に含まれる情報をどのように変調するかといった点に独自性がある」とする。その他にも、音波を録音しても使えないようにする仕組みも組み込んだ。

 なお、スマートフォンによってマイクの特性が異なるため、全てのスマートフォンでショッぷらっとを利用できるわけではない。これまでに100機種程度を試験して、1割程度が使えなかったという。動作確認済みの機種は、ショッぷらっとのWebサイトに掲載している。

 参加店舗数は東京都内を中心に当初約170店舗だが、2013年3月末までに300店舗以上に、その後1000店舗以上に増やす予定である。参加店舗は、ユーザーの属性(性別や年代、郵便番号)を基に来店を誘発する情報を配信したり、来店者の属性を把握してマーケティングなどに利用できる。NTTドコモは、システム利用料や来店手数料などでビジネスモデルを構築する予定だが、実証実験の期間は無料とする。

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