ブースではG-clusterを使いゲームを楽しめる
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 Gクラスタ・グローバルは、クラウド型ゲーム配信サービスに向けた小型端末「G-cluster」を「東京ゲームショウ2012」(2012年9月20~23日開催)に出展した。このサービスでは、サーバーでゲームの演算処理を行い、その結果を映像としてディスプレイなどの機器に伝送するもの。高速な通信環境があれば、高性能なゲーム機がなくても、ゲーム機並みの品質が高いゲームをプレーできるのが特徴だ。現時点では価格を公開してしないものの、「据え置き型ゲーム機よりもずっと安価になる」(説明員)という。国内で2013年春に発売することを目標にする。

 G-clusterは無線LAN機能を搭載しており、無線LANのアクセス・ポイント(AP)と接続し、APを通じてインターネット上のサーバーと通信する。サーバーから取得した映像は、HDMIを通じてディスプレイに表示する。G-clusterへの給電は、USBで行う。これとは別にコントローラを接続するためのUSB端子も備えている。ただし、コントローラをUSB接続する場合は、ACアダプターで給電して利用する。

 専用アプリをダウンロードすることで、スマートフォンやタブレット端末をコントローラとして利用できる。その際、操作データをG-clusterに直接送信するのではなく、APを通じてサーバーからG-clusterに送る。

 スマートフォンやタブレット端末の画面と、テレビ画面の2画面を使ったゲームも遊べる。複数人の同時プレーの他、プレーヤー同士の対戦をスマートフォンを通じて閲覧できる。