図1 ソニーの「Eマウント」と富士フイルムの「Xマウント」に対応するレンズのモックアップ
図1 ソニーの「Eマウント」と富士フイルムの「Xマウント」に対応するレンズのモックアップ
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 ドイツCarl Zeiss社は、ミラーレス・カメラ用の交換レンズ市場に参入することを発表した。現在開催中の界最大級のカメラ関連の展示会「photokina 2012」(2012年9月18~23日、ドイツ・ケルン)で、試作した交換レンズを披露した(図1、2)。

 対応するミラーレス・カメラ用の交換レンズ接続規格(マウント)は、ソニーの「Eマウント」と富士フイルムの「Xマウント」の二つ。いずれも、APS-Cサイズの撮像素子を採用するマウントである。

 2013年夏ごろに市場投入する。当初は単焦点でオートフォーカス(AF)に対応する交換レンズを製品化する方針だ。photokina 2012のブースでは、「12mmF2.8」「32mmF1.8」「50mmF2.8 Macro」という3種類の交換レンズのモックアップを披露していた。

図2 Carl Zeiss社ブースの様子
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